皆さんは、録画サーバーライフをいかがお過ごしでしょうか?
当ブログでは以前、EPGStationとMirakurunを使用した録画サーバーの構築を記事にしました。

その記事で、「Plexのライブ視聴はなんというソフトを通してますか?」と質問があったので今回はそのコメントにお答えします。
前提条件として、Plex Passが必要
「Plexのライブ視聴はなんというソフトを通してますか?」という質問に対する答えなのですが、現在はxTeVeと呼ばれる物を使用してPlexのDVRチューナーとして認識させています。
xTeVeの前はtellyと呼ばれるものを使用していたのですが、ちょっと使いづらい点もあったので現在はxTeVeを使用しています。
実は、コメントで「tellyの使い方を記事にしてください 」との事で改めて tellyの使い方 を調べていたのですが、Redditで xTeVe というのが紹介されていたので切り替えました。
tellyに比べ xTeVeの方がWebコンソールがあるので設定が楽です。
当然、PlexでDVRチューナーを登録するにはPlex Passが必要になってきます。


半永久的に使う予定なので、買い切りのLifetime Plex Passで契約しています。
お値段は、購入当時$119.99 USDでした。
xTeVeの導入


xTeVeはLinuxはもちろん、WindowsやmacOSやFreeBSDで動作します。
参考 xTeVe · PMS Proxy今回は、個人的に一番楽なWindowsで構築します。
ちなみに、有志によって作成されたDockerfileもあります。
詳しい導入方法は各自で調べてください
参考 xTeVe-Documentation/configuration.md at master · xteve-project/xTeVe-Documentation · GitHub<br /> M3U PlaylistxTeVeの設定はWebUI上で行うのでWindowsだろうがLinuxだろうが一緒です。
xTeVeの設定
[xTeVe] Web Interface: に表示されているWebコンソールにアクセスします。

すると、チューナー数を聞かれるので僕の場合は「 PX-Q3PE4 」をしようしているので8と指定しました。
本来は地上波 4 衛生波 4となっていますが、細かい設定はできないので見なかったこととしまう。


次に、EPGソースを指定します。
問題ない限り、XEPGを指定してください


次にM3Uのプレイリストを指定します。
僕はEPGStationを使用しているので
http://[IPアドレス]:8888/api/iptv/channel.m3u8?mode=2
でプレイリストを取得できます。
ちなみに、語尾のmode=2は無圧縮でストリーミングします。


XMLTV ファイルを指定します。
これも、 EPGStation のAPIから取れます。
http://[IPアドレス]:8888/api/iptv/epg.xml


これで一通り終了です。
Plexのチューナーを追加する


Plexの設定を開き下部にある「ライブTV & DVR 」を選択します。


追加を選択するとこのようなウィンドが表示されますが、自動検知してくれないので「 あなたのHDHomeRunデバイスが見えませんか?手動でネットワークアドレスを入力してください 」と書かれた項目を押し、IPを入力します。


このIPはxTeVeのWebコンソールの上部にある「 DVR IP 」と書かれたところにあるIPをコピペするだけです。
コピペしたら「続ける」を押してください


このようにチャンネルが表示されたら「続ける」を押してください


次に番組表のアップロードを求められるので
「 サーバー上にXMLTV ガイドがありますか?代わりに使用するにはここをクリックしてください。 」をクリックし、
XMLTV 番組表にURLを入力します。


このURLは xTeVeのWebコンソールの上部にある「 XEPG URL 」と書かれたところにあるURLをコピペするだけです。
コピペしたら「続ける」をクリック


次の画面で「デバイスチャンネル」と「チャンネルガイド」が一致していたらこのまま「続ける」を押してください


これで完了です。


あとは、番組表が読み込まれるまで待ちますが、僕の場合30分以上かかりました。
ちょっとカスタマイズ
局ロゴの変更
変更前 変更後
僕はPlexで表示されている局ロゴがカラフルだとちょっとダサいと感じたので個人で作成した白いロゴを使用しています。
これは、xTeVeのWebコンソール上で変更することが可能です。