これが真の息をのむほどの没入感の世界なのかも
もともとOculus Riftを持っていましたが、センサーの設置やVRヘッドセットから生えているケーブルが邪魔すぎて僕には定着しなかった過去がありますが、なんとなく見ていたFaceBook Connectで大幅な性能アップなのにも関わらず、販売価格が下がってしまったスタンドアロンVRヘッドセット「Oculus Quest 2」が発表されてしまったので思わずポチってしまいました。
良かったところ
- 内部ディスプレイ解像度の向上
- 大幅な性能アップ
良くなかったところ
- デフォルトのストラップではおでこが痛くなる
目次
「Oculus Quest 2」の凄いところ


Quest 2では、内部のディスプレイ解像度が1,832×1,920となり、初代Questに比べ1.5倍の解像度になりました。
これにより、テキストの視認性が大幅に向上しています。
この機能はベータ機能ですが、90Hzのリフレッシュレートに対応しています。
ディスプレイ解像度や高リフレッシュレートになってくると当然グラフィック処理も向上させなければいけません。


初代Questでは、「Snapdragon 835」が採用されていましたが、Quest 2ではVR、AR、MRといったXR向けのSoCである「Snapdragon XR2」が採用されています。
「Snapdragon XR2」は「Snapdragon 835」に比べ、CPUとGPUともに2倍の性能を誇っています。
当然これほどのスペックアップなのでお値段据え置きか価格アップしているであろうと皆が思っていましたが、Facebookはいい意味で裏切ってくれました。
初代Questの64GBが49,800円に対しQuest 2の64GBは37100円です。
「これはみんな騒ぐわ」と思いました。
白い筐体になったけど汚れが目立ちそう


初代Questは黒い筐体で堅苦しい感じでしたが、Quest2では白を基調とした明るいデザインになりました。


RiftユーザーだったのでQuestシリーズのスピーカは新鮮味があります。


Oculus Touchコントローラーのレイアウトも初代Questから刷新され、Riftユーザーにはなじみのある配列になりました。
本体もコントローラーも白いデザインになりましたが、Super hotやビートセイバーなどといったアクティブなゲームでは壁や机などに衝突して黒い筋のような傷がつかないか心配になります。
IPD調整は無段階式から段階式に改悪


Oculus 2ではIPD調整が58、63、68mmの3段階に動かす仕様になってしまいました。ちなみに初代は本体下部にあるスライダーで58mmから72mmの幅で調整が可能でした。


IPD調整用のスライダーが無くなったことにより、底面はボリューム調整ボタンのみになりました。
ヘビーユーザーはEliteストラップ必須かも


Quest 2もう一つの改悪点はヘッドストラップです。
初代Questでは、デフォルトで後頭部全体を支えるようなデザインのストラップが装着されていましたが、Quest2では簡易的なゴムベルトになってしまいました。
ゴムベルトが原因かは不明ですが、長時間プレイしていると、どうしてもおでこが痛くなってしまいます。


別売りでEliteストラップが販売されていますが、そこそこのお値段しますし購入するか悩みどころです。


Quest2はかんたんにヘッドバンドの交換が可能でサードパーティーから安くて良い製品が販売されそうですが、今の所そのような情報はありません。
標準のフェイスカバーは衛生的によろしくない


これは個人の感想ですが、標準のフェイスカバーはスポンジのような素材になっており、アクティブなゲームで遊んでいるとフェイスカバーが汗で大変なことになってしまいます。
そこで、ゴム製のカバーを導入しました。
ゴム製なのでアルコールなどでかんたんに除菌できますし、鼻の部分には蓋があるので装着した際、鼻の部分からの光が漏れが軽減されより没入感が得られます。


海外のYouTuberを見るとよくVR Coverなる文字列も見かけますが、VR CoverからQuest 2向けに新たなフェイス カバーが販売されるようです。
まとめ:Riftから乗り換えてよかった


Oculus Riftのディスプレイ解像度が1,080×1,200に対しOculus Quest 2では、1,832×1,920になったことにより文字の視認性が大幅に向上したと思います。
上記の画像はイメージですがほぼこんな感じです。
Riftで使用されているディスプレイはOLEDでしたが、Quest 2ではLCDになってしまいましたが、買い替えで得られる文字の視認性やケーブルレスという利点を考えれば妥協できます。