今回、Logicoolより2年ぶりのモデルチェンジとなる「MX Master 3」が発売されました。
MX Masterシリーズはクリエイター向けの製品で今までのワークフローを向上させることが出来ます。
今回、「MX Master 2S」の後継機モデルとなる「 MX Master 3 」をレビューしていきます。
目次
新旧何が変わったのか
MX Master 2S | MX Master 3 |
---|---|
ボタン数 | |
7 | 7 |
解像度 | |
4,000 dpi | 4,000 dpi |
接続 | |
Bluetooth 無線2.4GHz | Bluetooth Low Energy 無線2.4GHz |
サイズ | |
85.7×48.4×126 mm | 84.3x51x124.9 mm |
重量 | |
145 g | 141 g |
スペック上では「MX Master 3」は若干軽くなりサイズも上に若干大きくなっていることがわかります。
前モデルに比べ、質感が向上


さっそく、開封しましょう


中箱には、MXと部分的に光沢加工されておりかっこいいです。


なかにはこんなのが入ってました
- 本体
- レシーバー
- 充電用USB-Cケーブル
- 説明書類


今回、前モデルの「 MX Master 2S」に比べ、スクロールホイールとサムホイールがプラスチック素材からちゃんとした金属製になっていました。


早速、持ってみましたが「MX Master 2S」と比べ、高さが3cm高くなっている為かより自然な持ち心地になっています。


左がMX Master 2Sで右がMX Master 3です。
スクロールホイール部分にあったゴム素材の滑り止めのようなものが MX Master 3ではなくなり、金属製のスクロールホイールにギザギザの加工がされています。


「MX Master 2S」 ではジェスチャーボタン部分の加工がポリゴン風のデザイン加工でしたが「MX Master 3」ではライン状の加工に変わっていました。


ジェスチャーボタン付近にあった縁が「MX Master 3」ではなくなっているのがわかります。
スクロールホイールが別物!


前モデルの「MX Master 2S」のスクロールホイールはカリカリとか音がなり、その振動が手のひらまで伝わるほどでした。
今回、「MX Master 3」にはホイールとしては独自の機構「MagSpeed電磁気スクロールホイール」により、1秒間に1000行のスクロールが可能で、精度も向上しているようです。
スクロールしていてとても気持ちいいです
サムホイール・サイドボタンが使いやすくなった


「MX Master 2S」 では、サイドボタンを押そうにも、ちょうど親指の第一関節の上にボタンがあり、ボタンの形状や配置も特殊なのでとても押しにくかったです。


「MX Master 3」では、ボタンの位置や形も改良され、非常に使いやすくなっています。
USB-Cによる急速充電が可能に


前モデルである、「MX Master 2S」の充電ポートはmicroUSBだったのに対し、今回の「MX Master 3」はUSB-Cになったことにより、急速充電が可能になりました。


1分の急速充電で最大3時間、2時間のフル充電で最大70日間の使用が可能とのことなので突然の充電切れでも1分間リフレッシュタイムすれば3時間使えるので安心です。


チェッカーで測ってみましたが、1.7WとPD充電ではないようです。
バッテリー残量がわかりにくくなった


「MX Master 2S」では、親指の先端あたりにバッテリーの残量が確認できるインジゲーターがありましたが、3段階で残量を見れましたが、 「MX Master 3」 では緑か赤の2段階でしか確認できなくなってしましました。


一応、Logicool Optionsを使用すれば残量表示可能です。
Logicool Optionsで更に便利に


「MX Master 3」を接続したPCにLogicool Optionsをインストールすると更に便利になります。


Logicool Optionsをインストールして初めて知ったのですが、「MX Master 2S」にはなかったプロセットが選択できるようになったようです。
Logicoolから出ているCraftと言うキーボードではこのようなプリセット機能があり非常に便利です。


プリセットで用意されているのは少ないですが、
アプリケーションの追加からキーストロークをでショートカットを割り当てれば同じような事が出来ます。
まとめ


今回は、Logicoolから新しく発売された、「MX Master 3」をレビューしました。
前モデルである、「MX Master 2S」からサイドボタンやUSB-Cを採用し、高速充電対応など大きく進化しました。
個人的には、USB-Cを採用してる点と高速充電対応している事で買い替えを決定しましたが、ぜひ一度お店で触ってみてください、特にスクロールホイールの進化が素晴らしいです。